Airbus A321


フライト ノート – Airbus A321 の操縦方法

エアバス A321 は、エアバス社のベスト セラーとなった短中距離旅客機 A320 のストレッチ型 (胴体延長型) です。翼面を若干大きくし、強度を高めた降着装置に大型のタイヤを取り付け、エンジンの推力も向上しています。

A320 の開発計画は 1980 年代前半より始まりました。この計画の意図は、その頃中距離旅客機で一番のシェアを誇っていたボーイング 727 からその地位を奪うことでした。そして A321 の運航が始まった 1988 年当時、最新鋭のアビオニクス――”グラス コックピット” 計器パネル、旅客機初のデジタル式フライ バイ ワイヤ操縦システム、サイドスティック式の操縦桿――を搭載する同機は、他の多くの旅客機の 1 世代先を進んでいました。

それから 20 年足らずで、エアバス社は A320 シリーズを 2,500 機以上世に送り出していますが、うち 300 機以上が A321 です。A321 の乗客数は最大 220 名ですが、2 クラスを設けた標準的な座席レイアウトでは 186 人乗りとなります。これは標準的な 737-800 の乗客数とおおむね同じです。

諸元表

ヤード ポンド法メートル法
巡航速度0.80 M、(447 kt、530 mph)828 km/h
エンジンCFM56-5B3 高バイパス比 ターボファン エンジン (推力 30,000 lb) 2 基
航続距離2,454 nm4,352 km
実用上昇限度41,000 ft12,497 m
燃料積載量6,260 gal23,700 ℓ
自重105,906 lb48,038 kg
総重量205,000 lb92,986 kg
全長146 ft44.51 m
全幅111 ft 10 in34.13 m
全高38 ft 7 in11.76 m
座席数186