サウンドの設定
飛行中のサウンドを調節する
灯かりを落とし、現実の世界を忘れて、Flight Simulator で飛行しましょう。グランド キャニオンの上を空高く舞い上がれば、机に座ってコンピュータ モニタを見つめていることなど忘れてしまいます。Flight Simulator の映像がリアルなのは確かですが、サウンドもリアルです。サウンドは、操縦する人の心理に微妙ながらも効果的に働いて、シミュレーションのリアリティを高めます。
Flight Simulator の航空機のサウンドがリアルに聞こえるのは、それが実際の航空機のものだからです。サウンドは現場で細心の注意を払って録音され、スタジオでミックスされました。Flight Simulator で聞こえるその他のサウンドも、同じ方法で作られています。コックピットで聞く風の音、風防ガラスに当たる雨の音、遠く響く雷鳴、無線に混じる雑音などがそうです。サウンドは、Flight Simulator のリアリティを増すだけではなく、飛行する上でのヒントにもなります。
すべてのサウンドが聞こえるようにするには、コンピュータにステレオ スピーカーを接続してください。できれば、ヘッドホンを使用することをお勧めします。騒音をシャットアウトして、繊細な空の世界を感じてください。
ヒント : フライト中に Flight Simulator のすべてのサウンドをオンまたはオフにするには、Q キーを押します。
音量の調節
Flight Simulator では、サウンドのカテゴリごとに音量を調節できます。たとえば、ジェット機を操縦しているときは、エンジン音を小さくして環境の音を大きくします。ジェット機では、多くの場合その方がよりリアルに感じられるでしょう。
音量を調節するには
- メイン画面の [設定] をクリックし、[サウンド] をクリックします。
または、
[オプション] メニューの [設定] をポイントし、[サウンド] をクリックします。 - それぞれのカテゴリのチェック ボックスをオンまたはオフにして、サウンドを鳴らすかどうかを設定します。
- スライダを右に動かすと、ボリュームが上がります。
聞こえる音の大きさは、コンピュータの音量設定と、スピーカーの音量つまみにも影響されることに注意してください。
ユーザー インターフェイスのサウンドと音楽
Flight Simulator のユーザー インターフェイスで、バックグラウンド ミュージックを再生したり、操作に反応して音が鳴るようにしたりすることができます。数多くの標準の音楽テーマがあり、自分の好きな音楽を使うこともできます。
[ユーザー インターフェイスの音] チェック ボックスをオンにすると、チェック ボックスを選択したときやボタンをクリックしたときに音が鳴ります。
ユーザー インターフェイスの機能を選択したときに音が鳴るようにするには
- メイン画面の [設定] をクリックし、[サウンド] をクリックします。
または、
[オプション] メニューの [設定] をポイントし、[サウンド] をクリックします。 - [ユーザー インターフェイスの音] チェック ボックスをオンにします。
- [OK] をクリックします。
数多くの標準の音楽テーマがあり、自分の好きな音楽を使うこともできます。 自分の音楽を使用する場合は、非圧縮 .wav 形式で用意してください。
ユーザー インターフェイス使用中に音楽を聞くには
- メイン画面の [設定] をクリックし、[サウンド] をクリックします。
または、
[オプション] メニューの [設定] をポイントし、[サウンド] をクリックします。 - [ユーザー インターフェイスの音楽] チェック ボックスをオンにします。
- [音楽] ボックスの一覧から音楽テーマを選択します。
- [OK] をクリックします。
ユーザー インターフェイスで自分の音楽を使うには
- 音楽ファイルを …\Flight Simulator X\sound\UIMusic フォルダに置きます。
- [設定 – サウンド] ダイアログ ボックスの [音楽] ボックスの一覧から音楽を選択します。
- [OK] をクリックします。
ヘッドセットの使用
マルチプレイヤー ATC (航空交通管制) の音声通信にヘッドセットを使用すると、リアリティが非常に高まります。両手が空くので、航空機の操縦や、管制官ならばボタンの操作を行うことができます。
マルチプレイヤー モードでヘッドセットを使うには
- ヘッドセットがコンピュータの正しいポートに接続されていることを確認します。
- 音声通信を許可するようにホスト オプションを設定します。
- セッション中に他のパイロットまたは ATC に話しかけるには、無変換キーを押し続けます。送信を停止するには、無変換キーを放します。
重要 : ヘッドセットを使うときには、注意すべき点がいくつかあります。リアリティを最大にするには、ヘッドセットから音声通信だけが聞こえるようにします。
- ヘッドセット以外のオーディオ出力機器がないときは、すべての音、つまりエンジン音や舗装面上の車輪の音、さらに電子メール プログラムが起動済みの場合はメール通知の音までが、ヘッドセットから聞こえることになります。
- ヘッドセットから声だけが聞こえるようにするには、コンピュータに 2 つ以上のオーディオ機器 (サウンド カード) が必要です。
ヘッドセットから声だけが聞こえるようにするには
(2 枚のサウンド カードが必要)
- メイン メニューの [設定] をクリックし、[サウンド] をクリックします。
- [Windows サウンド デバイス] の下の [設定] をクリックします。
- [音の再生] ボックスの一覧で、音声以外のすべてのサウンドを再生するサウンド カードを選択します。
- [音声] タブをクリックします。
- [音声再生] ボックスの一覧で、音声を受信するサウンド カードを選択します ([オーディオ] タブで選択したサウンド カードとは別のカード)。
- [音声録音] ボックスの一覧で、音声を送信するサウンド カードを選択します ([オーディオ] タブで選択したサウンド カードとは別のカード)。
- [OK] をクリックして、Windows のダイアログ ボックスを閉じます。
- [OK] をクリックして、Flight Simulator の [サウンド] ダイアログ ボックスを閉じます。
関連リンク
