単独飛行: 計器のスキャン


計器スキャンを効率よく行うには、3 つのステップが欠かせません。姿勢が大きく変化するたびに、これらのステップを実行します。3 つのステップをすべて行うには、約 10 ~ 15 秒かかります。スキャンの 3 つのステップは次のとおりです。

  • ステップ 1: 姿勢、出力、トリムを選択し、確認する
  • ステップ 2: 主要飛行計器をラジアル スキャンする
  • ステップ 3: 昇降計 (VSI) を使用してトリムを調整し、6 大計器をモニタする

基本的には、航空機を目的の姿勢にして、出力を調整して、1 回目のトリム調整を行うことにより、その姿勢が維持されます。 最も重要な計器類が正しく動作していることは、確認プロセスでチェックします。主要な計器を決められた方法でスキャンし、少しずつ補正して、航空機が適切な姿勢を保つように微調整します。最終的なトリム調整が終了したら、計器パネルの 6 つの主要計器 (6 大計器ともいいます) で航空機の補正後の姿勢をモニタします。以上が、この 3 ステップでの計器スキャン プロセスの大まかなイメージです。これらの各ステップの説明およびそのようにする理由については、以下で説明します。

各ステップの説明を読んだ後で、[このレッスンを開始する] をクリックして、コックピットでのスキャンのテクニックを練習してください。