計器飛行操縦士: チェックライド
このチェックライドでは、「計器飛行証明」のカテゴリのレッスンで学んだ技能が身に付いていることを見せてもらいます。
終了までの予定時間
45 分
必要な知識と技能
このチェックライドを始める前に、「計器飛行証明」のレッスンと「単独飛行」をすべて修了している必要があります。
気象
気象状況の変化が予想されますが、フライトの大部分は雲の多いところを飛行します。風は弱いです。
推奨チャート
フライトについて
このチェックライドは、「計器飛行証明」のレッスンで学んだ技能をテストするものです。指示に従って、VOR アプローチ、ミスト アプローチ、ホールディング、およびフル ILS アプローチを行います。すべての課題の合格基準を満たしていると認められれば、Flight Simulator の計器飛行証明が与えられます。
非精密 (VOR) 進入からのミスト アプローチ、VOR でのホールディング、プロシージャ ターン、および計器気象状態 (IMC) での ILS アプローチの能力が評価されます。
NAV 無線機および ADF 無線機を、VOR アプローチおよび ILS アプローチに必要な周波数に正しく設定できるかどうかがチェックされます。また、OBS も正しく設定する必要があります。 無線の周波数を合わせたり、OBS コースや針路バグを設定したりするのに時間が必要な場合は、いつでもシミュレーションをポーズ状態にしてかまいません。
このチェックライドの間は、自動操縦装置は使用できなくなります。
必要なキー操作
「計器飛行証明」のレッスンでセスナ 172 SP を操縦するときに使用した、すべてのキー操作を使用します。
フライトの合格基準
このチェックライドでは、次の表に示す基準を満たしている必要があります。また、このチェックライドに合格するには、アプローチの各段階において、チャートに示された最低高度よりも高度が下がらないようにしてください。
合格基準 | 対象 | 許容範囲 |
全区間での基準 | 高度 | 指定された高度の +/- 100 フィート |
対気速度 | 指定された速度の +/- 10 ノット | |
針路 | 指定された針路の +/- 10 度 | |
コース | +/- 2 度 | |
セクション 1 | VOR アプローチの準備 | NAV1 無線機を 30 秒以内に設定するNAV1 無線機を正しい周波数に設定するFACTS への針路 066 度を維持する |
VOR アプローチの飛行 | 338 度のコースをインターセプトするMILLT インターセクションを高度 3,000 フィートで通過するODD NDB アウター マーカーを高度 1,600 フィートで通過するアプローチでは 840 フィート以下に高度を下げないSEA VOR を高度 840 フィートで通過する | |
ミスト アプローチの実行 | 指示を受けて上昇を開始する2,100 フィートまで上昇する339 度のコースを維持するPARKK インターセクションを通過する | |
セクション 2 | 高度 3,000 フィートで SEA へ直行 | 左旋回を行う |
ホールディングの準備 | NAV1 無線機を 30 秒以内に設定するNAV1 無線機を正しい周波数に設定する3,000 フィートまで上昇する任意の針路で SEA VOR を通過する | |
ホールディング パターンへの進入 | SEA の 140 度インバウンド コース上を通過するホールディング中は右への標準旋回を行う水平直線飛行を 1 分間行う右に旋回し、140 度のインバウンド コースをインターセプトするSEA VOR を通過する | |
セクション 3 | NOLLA への飛行 | 326 度のアウトバウンド コースを飛行する |
ILS アプローチの準備 | NAV1 無線機を 30 秒以内に設定するNAV1 無線機を正しい周波数に設定する | |
ILS アプローチの開始 | NOLLA アウター マーカーを通過するローカライザをアウトバウンドでトラッキングする | |
セクション 4 | プロシージャ ターンの実行 | 左に旋回して 265 度に針路をとるこの針路で 60 ~ 90 秒間飛行する針路 085 度へ右方向の標準旋回を行うローカライザをインバウンドでインターセプトする |
ILS アプローチの飛行 | ローカライザから外れないように飛行するグライド スロープをインターセプトするグライド スロープから外れないように飛行するILS に従って 300 フィートまで降下する | |
セクション 5 | 航空機の着陸 | 滑走路に接地する滑走路上で完全に停止する |