レッスン 2:ブリーフィング:ILS アプローチ
このレッスンでは、ILS アプローチを飛行する方法について学習します。
終了までの予定時間
30 分
必要な知識と技能
このレッスンを始める前に、「訓練操縦士」のレッスンと「自家用操縦士」のレッスンをすべて修了している必要があります。レッスンを開始する前に講義をよく読んでおくと、学習する技能をより深く理解することができます。また、「計器のスキャン」の単独飛行レッスンについての講義を読み、練習を修了しいるものとします。「VOR アプローチ」のレッスンは、修了していなくてもかまいません。このブリーフィングでアプローチ チャートをよく読み、アプローチ手順を理解してください。
気象
雲が多く、ときどき雨が降ります。予報によれば雲底は約 300 フィートなので、計器だけを頼りに航空機を操縦する必要があります。
推奨チャート
フライトについて
上空を飛行している状態から始まり、ボーイング フィールドへの ILS アプローチを飛行します。ILS をインターセプトし、ローカライザをインバウンドでたどり、グライド スロープをインターセプトして飛行します。アプローチを飛行しながら決心高度 (DH) まで降下し、滑走路 13R に着陸します。
教官の説明に従って、航法無線機器と計器を設定します。
アプローチを飛行するときは、針の動きを追いかけないよう注意してください。針の左右の目盛りは、航空機がコースまたはグライド スロープから、どのぐらい離れているかを示すものです。針は、滑走路に近づくにつれてより敏感になります。
必要なキー操作
着陸前に F7 キーを押して、フラップを 10 度下げます。
フライトの合格基準
次の状態を維持する必要があります。
- 対気速度は指定の速度から 10 ノット以内であること。
- 高度は、グライド スロープに乗るまでは指定の高度から 100 フィート以内であること。
- 針路は指定の針路から 10 度以内であること。
- アプローチの飛行中は、針が振り切れないこと。